【校長だより 146号】
9月17日(土)、小樽は一日じゅう曇り、青空の見えない涼しい天気でしたが、球場では熱戦が繰り広げられました。
小樽市営桜ヶ丘球場では、秋の高校野球小樽支部予選の準決勝がおこなわれました。
小樽明峰高校は、午前中に小樽桜陽高校と、午後には小樽潮陵高校と北照高校が対戦しました。明日には決勝戦がおこなわれ、優勝校のみが全道大会の切符を手にします。
10時30分、ついに明峰高と桜陽高の試合がプレイボール。明峰は1回裏に1点を先取しリードしました。
試合が始まるまでは、どんな試合になるか想像がつきませんでした。大差をつけられ負けるのか、接戦に持ち込むのか・・・。応援する側がドキドキしていました。前日に、野球部の由利監督が、「どんな結果になっても精一杯頑張るだけです」とコメントしていたのを思い出しました。その通りです。全力で頑張る以外ありません。
試合は、桜陽が逆転し点差を広げる展開に。それでも明峰は声を掛け合い、マウンドに集まって励ましながら闘いました。 5回、7回に粘り強い攻撃で加点した時は感動しました。
最後は12対4、7回で明峰のコールド負けとなりました。
良く守り、打線をつないだ素晴らしいプレーもあれば、ここぞという所で結果に結びつかず凡退してしまうプレーもありました。試合を振り返ると、たくさんの成長と、たくさんの課題が見えてきて、春につながる良い経験になったと思います。
一番悔しいのは、選手たちであり、監督、応援に駆け付けた保護者、生徒、卒業生、教職員、関係者も同じ気持ちです。
久々にたくさんの仲間とドキドキを味わえたことが嬉しくてしかたありません。ここから明峰野球部がどう成長していくか、楽しみです。また、頑張っている姿を見せてください。期待しています。みなさん、お疲れさまでした。
小樽明峰高校 校長 石澤 隆一