【校長だより 197号】
11月22日(火)午後の小樽明峰高校では、今週も総合表現学習の各講座が繰り広げられました。今日は、アウトドアと野球の両講座が合同で取り組んだ救急救命講習の様子を覗いてみました。
今回、アウトドア講座と硬式野球講座の受講生20数名は、1年C組教室で、【 救急救命法 】について講習を受けました。この講習は、先週に引き続き2回目です。
先週も専門家を招き、模型を使って心肺蘇生救急法について学びました。今回は、実際に倒れている人を発見した場合、心臓が止まっている人を救助する場合、どう対応するかについて講習を受けました。
後半は、受講生がペアを組んで、三角巾を使った止血の仕方に挑戦しました。
直接圧迫法や関節圧迫法について説明を受けてから、頭頂部を怪我した場合を想定し、三角巾を使ってどのように止血するか応急処置をやってみました。
三角巾の使い方には、怪我した部位により様々なやり方があるのですが、今日はそのひとつを学ぶことができました。
学校や自分の身近なところで誰かを救わなくてはならない状況が起きた場合、救急車の呼び方や応急処置の仕方を知っておくことは大事です。勇気をもって素早く判断し、人命救助する行動力を磨くために、今日は貴重な機会でした。
小樽明峰高校 校長 石澤 隆一