【校長だより 217号】
12月16日(木)、JRでは昨日の函館本線内での接触事故の影響による部分運休や吹雪による遅延等がありました。日中の気温は昨日同様に-6℃。寒さの厳しい日が続いています。
小樽明峰高校は今日、終業集会がおこなわれ、明日から1月12日(木)までの間は冬休みに入ります。今朝はJRの影響により全校生徒の半数にも満たない数しか生徒が登校できませんでしたが、徐々に生徒が登校し、時間を遅らせ2時間目から集会・大掃除・ホームルームをおこないました。
それにしても登校した生徒のみなさん、吹雪の中よく頑張りましたね。
体育館でおこなわれた終業集会では、生活指導部の中島先生が、冬休みの生活の仕方やSNSでのトラブルについて十分注意して使用するよう話しました。
特活部の森下先生は、大成功に終わった体育大会で、一生懸命に取り組んだ生徒たちや主体的に大会運営を支えた生徒たちの話をしました。会場運営や片付けなどを率先して手伝ってくれる生徒たちの話を聞き、目立たなくても、誰かの役に立とうとする生徒たちの存在に嬉しくなりました。
教務部の白鳥先生からは、冬休みの補習などの授業や、年度末の進級・卒業に向けた授業、学校生活での頑張りを促す話がされました。
集会後、各教室を掃除した生徒たちは、ホームルームで自分の欠席状況を確認したり、担任から休み中にすべきことを聞き取り、宿題(実力試験学習プリント)を持って解散しました。
最後に、今日の集会での校長講話(おもな内容)をご紹介します。
🔶みなさん、おはようございます。昨日の体育大会、お疲れさまでした。新しい生徒会執行部をはじめ、保体委員、全校生徒のみなさん、先生方で作り上げた素晴らしい行事だったと思います。一生懸命に取り組んだみなさんの姿に感動しました。
さて、明日から冬休みです。この1年、コロナで思うような活動ができないこともありましたが、私たちは、少しずつ乗り越えてきたように思います。
2022年がもうすぐ終わろうとしています。1年間を振り返って、自分の高校生活はどうだったか考えてみてください。
例えば、毎日の授業、勉強はしっかりと取り組めましたか。クラスや同じ学年、他学年の先輩や後輩、そして先生方と、ちゃんと人間関係を結んでこられましたか。健康に気を付けて、毎日、心も身体も充実して過ごす努力をしてきましたか。特に3年生は、卒業後のその先の人生をちゃんと踏み出せそうですか。
こんな風にこの1年間を振り返ってみてください。そして、来年はどんな年にしたいかよく考えてほしいと思います。冬休みは、自分の心と対話する時間をつくってください。そして、来年の目標を立ててみましょう。
高校生活で大切なことは、自分ができると思ったことを挑戦していくこと。挑戦することを自分の喜びとして、自分のできることをひとつひとつ増やしていくことです。この冬休みに自分と対話する時間、目標を立てることを忘れずに!
最後に、補習・補充授業や進路活動などで登校する人もおりますが、休み明けの1月13日の始業式に、また元気な顔で会えることを楽しみにしています。健康に気を付けて冬休みを過ごしてください。 終わります。🔶
小樽明峰高校 校長 石澤 隆一