【校長だより 282号】
3月14日(火)、小樽の日中の気温は4℃ですが、太陽の光が降り注ぐまぶしくて暖かい一日になりました。小樽明峰高校は今日も1.2年生の補習授業がおこなわれました。
今日、私は本学園の間宮理事長と一緒に、3月28日の学園理事会に向けた準備として、札幌市在住の理事を訪問しました。今後の学園の在り方や、本校の入試活動等について理事の方々と話すよい機会になりました。
訪問先のひとつ、札幌市豊平区にあるフリースクールの北海道自由が丘学園月寒スクールに行ってきました。
生徒たちは下校していませんでしたが、たくさんの生徒の作品が廊下や教室中に飾られて圧倒されました。それらを見ているとワクワクしてしまいました。
月寒スクールの3階で打ち合わせをしましたが、室内がまるで迷路のようで秘密基地のような。そこは、子どもたちがいなくても楽しそうに活動している様子が伝わってくる魅力的な空間でした。
以前より、自由が丘月寒スクールから本校に入学する生徒は何人もいました。この場所から明峰高校まで車で1時間30分。本校に入学したい魅力をちゃんと発信し、ここにいる子どもたちにも受け止めてほしい。そのために明峰がすべきことはまだまだある。そんな気持ちが湧いてきました。
理事の方々はいつも、明峰高校を気にしてくれます。不登校生や様々な課題を抱える生徒たちが元気に学校生活を送れるように。先生方の踏ん張りに期待して応援してくれるのです。
学校の外から学校を見ることで、明峰を客観的に見ることができます。みんなが通いたい学校、やり直せる学校をつくるため、もっと頑張らないといけないですね。
小樽明峰高校 校長 石澤 隆一