【校長だより 15号】
4月21日(金)、小樽に青空が戻ってきました。日中の気温は10℃には届きませんでしたが、市内には桜が咲き始めています。
小樽明峰高校の1年生は今日、4時間目に各教室で【 地域の魅力発見講演会 】を開きました。この授業は、本校の特色教育のひとつである【 社会体験学習 】の一環として毎年、地域の職業人を教室に招いて職業観について生徒に話していただき、地域と高校生が交流を深める学習会です。
今年も3回にわたって実施していきます。各教室の生徒たちは、事前に調べ学習をして講師の理解に努め、質問や意見を用意して講演会に臨みました。
1回目の今日、A組教室には、 【 小樽都通り商店街理事長の鈴木創さん 】を招いてお話を聞きました。
小樽の繁栄や衰退の歴史についてだけでなく、映画やテレビなどの撮影場所として注目されている小樽、さらに運河の歴史についても丁寧にお話しくださいました。
B組教室には、 【 FMおたるパーソナリティ・プロデューサーの田口智子さん 】を招いてお話を聞きました。
ラジオの仕事とはどのようなことをするのかを丁寧にお話しくださり、小樽という街を愛してやまない田口さんの深い想いが伝わる講演になりました。
C組教室には、 【 小樽堺町通り商店街利尻屋みのや代表の簑谷和臣さん】 を招いてお話しを聞きました。
昆布や商店街のお話し、観光都市としての小樽とその未来について丁寧にお話ししてくださいました。
講演を聞いた生徒たちは、用意した質問をぶつけ、講師の方の人柄や職業観、小樽の街づくりへの想い、そして高校生へのメッセージを受け取ることができました。
講師のみなさま、限られた時間ではありましたが、生徒と地域の方の交流する貴重な機会を作っていただき感謝申し上げます。お忙しい時間を割いてお話しくださりありがとうございました。
次週の地域の魅力発見講演会は、今回とは違う職業のゲストを招いて開催します。1年生のみなさん、お楽しみに。
小樽明峰高校 校長 石澤 隆一