みなさんは「危険物取扱者」という資格があるのをご存じですか?
ホテルや旅館、スーパーマーケット、福祉医療施設などの冷暖房、さらに、農業・運輸業を営む時に、石油や灯油が燃料として使われていることは想像できるでしょう。また、自動車や金属・化粧品・塗料・印刷・食品などの様々な製造工場で、アルコールや石油、灯油を利用して商品を製造したり、工場の機械、運搬車そのものを動かす燃料として石油や灯油が使用されていることも想像できると思います。
こうした施設や企業、工場には必ず、危険物取扱者という資格を持った人が働いています。消防法で定められているこうした危険物を貯蔵・管理したり、燃料として取り扱う時に、必要な人が「危険物取扱者」なのです。
危険物の試験には、年齢制限はありません。学校在学中に資格を取得して、知識を習得しておけば就職活動や職業選択の幅も広がります。高校を卒業してからの強い味方となるでしょう。
小樽明峰高校で理科を担当する伊藤先生が「危険物取扱者」の資格取得を希望する生徒を募集しています。次の2つの資格取得を目指したいと思っている生徒は、ぜひ伊藤先生に相談してください。
■「乙種危険物取扱者」(受検料4,600円)
・・・免状に指定されている類の危険物の取扱いと定期点検、保安の監督ができます。
■「丙種危険物(第四類)危険物取扱者」(受検料3,700円)
・・・ガソリン、灯油、軽油、重油など特定の危険物の取扱いと定期点検ができます。
- 試検日 9月19日(日)受検地:札幌市 10月17日(日)受検地:小樽市
受検料は全額、学校が負担します!
受検希望者は、早めに伊藤先生へ相談してください。申し込みは6月30日までです。
小樽明峰高校 校長 石澤 隆一